絵本紹介『だじゃれ日本一周』

子どもと絵本を結ぶ VOL.178にて絵本紹介させていただきました。

目次

『だじゃれ日本一周』

長谷川義史 作
理論社

47都道府県で日常をリフレッシュ!?

きたはほっかいろ みなみはチャーシュー おっきいわまで 47都道府県すべてを だじゃれで巡る……。

言葉の力とユーモアが凝縮された本書との出会いは、以前、部活指導でカルタ遊びを取り入れたいと教材を探していた時です。日本の地図のジグソーかるた付きなので、だじゃれとともに楽しく地図を覚えることができます。ただ読むだけではなく、実際に声に出して遊びたくなるのが魅力です。

47都道府県すべてをだじゃれで巡るというコンセプトで、日本各地の名物や文化に触れながら、まるで旅行をしているかのような気分を味わえます。長谷川義史さん独特の、力強くもどこか愛嬌のあるイラストが、それぞれのくだじゃれの世界観を一層引き立て、読者を惹きつけます。 本書の醍醐味は、なんといってもそのだじゃれの面白さ。ただ読むだけで、心がリフレッシュされ、日常のちょっとした疲れも吹き飛んでしまうほどの力があります。声に出して笑えることのありがたさ、それがどれほど大切かを改めて教えてくれます。

関西出身者としては馴染み深い地域のだじゃれ「おかずはなんですか きょうとうふ(京都府)」や「めがねがくもって よくみえん(三重県)」がお気に入りです。この絵本に登場する大阪のだじゃれがどんなものなのか、ぜひ本書を手に取ってご自身の目で確かめてみてください。きっと、思わず声に出してしまいたくなるだじゃれが待っているはずです。

地理や言葉の面白さを遊びながら学べるだけでなく、日々の生活に笑顔と活力を与えてくれる、そんな特別な一冊です。

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