絵本紹介『大ピンチずかん2』

絵本と子どもを結ぶVOL.175にて絵本紹介させていただきました。

目次

大ピンチずかん2

鈴木のりたけ 作
小学館

大ピンチに笑うこと間違いなし

「たんじょうびケーキがたおれそう」大ピンチレベル26。 ドキドキ、不安、はずかしい。 世の中のさまざまな大ピンチ。 大ピンチのりゆうはおおきく6つ。 ドキドキ、つらい、ふあん、はずかしい、きもちわるい、イライラ。 あらゆる大ピンチのりゆうをはっきりさせて、とつぜんの大ピンチにそなえよう!

2024年の「第十七回MOE絵本屋さん大賞」、全国の絵本専門店・書店の絵本担当者に選ばれた「今、もっともおすすめしたい絵本」の第一位に輝いたのが本書です。 2023年に発売された『大ピンチずかん』の第二巻で、数値化された大ピンチレベルの大きさ順に数々の大ピンチが描かれています。 ずかんに登場する少年の表情や動作がとても愛くるしくて、目が離せません。 「そっくり大ピンチ」や、対策法などもイラストで描かれており、「こういうこと、あるある〜!」と共感できるのが面白いです。 同時に「自分だけじゃなかった」とちょっと安堵する気持ちもあります。 第一巻は★五段階の”なりやすさ”、第二巻は”大ピンチの理由”を示したグラフが表記されています。

知人宅で幼稚園に通うお子さんと第一巻を読んでいたところ、「おなかがすいてうごけない」(大ピンチレベル70)のイラストを見て、「これ、できるよ!」とイラストの少年と同じポーズを見せてくれました。 大人になると、絵本の絵や言葉を楽しむというのが一般的ですが、絵本のイラストを真似する子どもの楽しみ方を目の当たりにし、とても感動しました。

最近の私の大ピンチは、洋服にボールペンで線を書いてしまったことです。 ずかんにならって大ピンチを分析すると「とれなかったらどうしようという《不安》」「お気に入りの洋服を汚して《つらい》」「やってしまった《イライラ》」でした。 分析のおかげで焦ることなく、すぐに固形石けんで洗って形跡が薄くなったので、ホっとしています。 大ピンチって、誰にでも起こりますよね。 備えあれば憂いなし、突然の大ピンチに備えの一冊です。

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